未来の約束
2012年 10月 28日
曇り空だったが
まだ何も
ハリケーンの
兆候はない
街歩きには
こんな
常備飯を
忍ばせておくと
心強い。
ランディから
メールが届く。
Dear Shuko
We arrived
very late
yesterday
from D.C.
and we need
to be ready
for the storm
coming, too
much win
also.
We are sorry we can't see you today.
Please had safe return to Japan.
Peace and Love to all.
Randy & Fatoumata Weston
何度も 何度も 読み返した。 英語力のない私にも わかる。
台風に備えるため 会えないと・・
そう・・なんだ
すごく残念。
まだ天候の
変化は
ないのに・・・
これから
ホントに
ひどくなるの?
手土産用の
ワイン
用意してたんだ
けどな ・・・
気を取り直して
返信する。
わかりました
また会えるのを
楽しみにして
います と。
程なくまた
ランディから
メールが。
Dear Shuko
Thanks for your understanding and we are sad we can't here you play but
it will be another day.
Life will give us another day to meet again.
Blessings.
Randy & Fatoumata
人生はきっと 別の日を 与えてくれる・・・か・・・・・
よっしゃ
わかった
切り替え
切り替え。
今日は日曜
教会で
ゴスペルが
聴けると
言うので
ハーレムの
メモリアル・
バプテスト教会へ。 すでに 1回目の演奏は 中盤戦を迎えていて
私たちは2回目の 12時から 入ることにした。
こうして 並んでいても オルガンと ドラムにのって
はじけるように つやつやの歌声が 聴こえてくる。
通りには 観光バスが 乗り付け ツアー客もたくさんいた。
中に入る前に 責任者と おぼしき ダンディな男性が 厳しい表情で 再三言っている。
「2回目は ほとんど音楽はない。 祈りの時間なのだ。 音楽を聴くのが 目的とされたら
心外だ。 説教を聞く気がないなら 最初の5分 歌が終わったら帰ってくれ」
最初の5分
音楽のあと
2時間
説教が
続いたって
私たちは
礼拝堂に
留まる決意
いいよぉ~
いるよぉ~~
ゴスペルが 始まった。
なんて ソウルフルで パワフルで ほとばしっているんだろう!
耳が目なら まばたきを 忘れていただろう。 作られていない そのまんま 湧き出た音楽。
暖かくて やわらかい かたまりが すっぽり私を包んだ。
出会ったことのない 魂の歌声の シャワーを浴び 涙がにじみ 身動きできないでいた。
歌が終わっても
しばらく
オルガンが
流しているので
大満足だった。
説教は
右から左に
流しながら
賛美歌集を
開き
頭の中で
音を想像
していた。
最後まで 1時間15分の礼拝に 参列した私たちを 教会の責任者は
心から歓迎 握手を 求めに来てくれた。
私が聴きたかったのは 全ての根源のような 本場の 日常ゴスペルだったんだと思った。
夜7時には
地下鉄が
止まるかも・・
という情報で
早めに
アッパー・
ウェストサイド
の
ホールフーズ・
マーケットへ
ハリケーンに 備える人たちの 列で 入場制限 がされていた。
ゴスペルに
力を
いただいた
と
としちゃんは
宿に帰ると
書を描いた。
私も力の
泉を
押された
気がしていた。
なにか
同じような
力を
感じて
いたのかも
知れない
描き終えた
筆すら
何か
言っている
ようで
激写して
しまった。
風雨は
どうなるん
だろう?
私たち
ちゃんと
帰国
できるかな?
突風が
吹き始める。
外に出られない
こんな夜は
階上の
男性陣を
誘って
みん短と
なった。
★ 窓の外 降る雨見つめ 君想う 会えるといいな 会いたいときに
★ 好き放題 やるが人生 間違いない たしかめ算を しなくていいぞ
★ 自由とは 私にとって アートです 人生そのもの オマケいっぱい
★ こんな日も 銃声ひびく 夜の闇 息詰まるほど 敏感な音
(本当に銃声が遠くでとどろいた)