ゲストハウス風家 二日目の 朝食
サラダ 目玉焼き ウィンナ 島バナナ 味噌汁の具は 冬瓜
味噌汁は おいしくて 毎朝 2杯 いただく
旅の 味噌汁は チカラ水
待ち合わせの 時間まで 間があったので 宮古島図書館へ 行ってみる
地方を 訪れたときの 楽しみの ひとつだ
こういう 場所で 一日過ごすのは 最高のぜいたくかも
地元の新聞で 大神島行きの フェリー 念のため 時刻を 確かめる
1日 4往復 わ! ネットで 検索したのと 時刻が違うわ
ネットは あてにならないと 知る
ランチは これも はずせない 宮古そばの 老舗「古謝そば」へ
なかみそば(モツ入りそば) と ソーキそばの 小
この 店で ふつうサイズを 注文したことは ナイ
小 で 満腹
宮古島の 北部にある フェリー発着港 島尻を めざす
向こうに 見えるは 池間大橋
宮古島 最北端の 池間島で見た 乳白色と ピンクの グラデーション夕暮れを
思い出した
時間が あったので 池間大橋を 渡ることに
雪塩の 製造元も 訪問
宮古島 滞在中 今日明日が ちょっと天候 荒れるという 予報
風家の 人たちも フェリーが 出るかどうか 心配していた
池間も 例外なく 相当な 強風
池間島の 展望台
飛ばされそうに なりながら 絶景を 堪能
ここから はるか向こうに 見える 小山のような 大神島
強風を 心配したけれど
フェリーが 欠航するのは 台風のときと 船が壊れたとき とのこと
なんの 問題もなく 出航
小さい 船だけど すごいね
15分ほどの 乗船で 大神島に 着く
定員30名の 船は 大神島の 住人を すべて 乗せることができる
私たちは トランクを 持っていたので 往復料金に プラス120円かかった
島の おばあが お米を買って フェリーで 帰るときも
追加料金が 取られるんだって
傾きかけた 太陽が 天使の階段を 作っていた
島で 唯一の 民宿 「おぷゆう食堂」
船を下りた 真ん前に ある
「おぷ」とは たくさん 「ゆう」は 幸せ の 意味
今回で 3度目の 大神島だが ここが 開いていたのは 今回初
やっぱり 宿を 予約したからか・・・?
マスター曰く
「いんや 食堂を 閉めたことは 一度もナイ」
ええっ・・・ そうなんだ
部屋は 食堂の 隣の 建物
布団3つ敷けば いっぱいに なるような 和室
とても 居心地がいい
もちろん カーテンを開ければ オーシャンビュー
シャワーや トイレ は 外になる
明日の 天候は わからないので 行けるうちに 浜へ 行ってみる
生き物たちが のびのびと 暮らしていた
足の裏 ほどの 大きさの 貝が あちこちに
人の手が 入らない そのままの 海が あった
名物の 奇岩群
ストーンサークル・・・かもね
なにかを 相談している ようだ
陽が 暮れていくさまが そのまま ドラマだ
刻一刻 変わっていく 空の背景のもと
私たちは いま 大神島に いるのだ
風家の 周りの 人たちが 言っていた
「大神島だけには 近づかないほうがいいと 言われたんだよ」
でも
どうしても 心ひかれる
自動販売機も こびることも 売ることも なにもない
自然を 最優先する この場所の すみっこに しばし たたずんでいたいと思う
陽は すっかり落ちて 雲間に 見たこともないような 巨大満月が 上がってきた
わーーー! なんだあれ!! えー お月様なの!?!?
と 驚いたわずかの間 顔を出したのだった
思えば 今日は 満月前夜
高度が 増し やや落ち着いた 満月
夕食は ここの 食堂に 注文する システム
泊まり客は 私たちだけ
とりあえず 食料 飲料は 持参したが
注文したのは サザエの 壺焼きと カレー フランクフルト
しかし 「これ サービス」と マスターが 出してくれたのは
いきのいい マグロ刺身と たかせ貝の煮付け
うわ~ 感激!
メニューは こんな感じ
手書きが ホッとする
今日の オススメ板
海の 状況によって 変わるんだろうな
しかし さざえが 150円って 驚異の 安さ!
夜になると 近所のおじさんたちが 好きな 食べ物を 持参し
宴会場となるようだ
地元の 話など 聞けた
都会に 行ったけれど 大神に 戻った人が 何人か
さっき 帰った おじさんが クーラーボックスを 持って 戻って来た
ヤシガニが 道を歩いていたそうだ
私たちに 見せようと 持って来てくれたのだ
ヤシガニは ヤドカリの 一種だと!!
頑強な ハサミで グッと ものを つかむが
お尻のところを くすぐってやると
ほけ~~っと ハサミを ゆるめてしまう
外に 出てみる
灯りは おぷゆう食堂だけ
島の 入り口に ぽわっと 灯った キャンプファイアーのようだ
近所の おじさんたちが 帰ったあとも
マスターと 宴会が続く