みみうち、ひらめき、思いつき


by Shuko-3

お金・教育の話

消費者大学にて 
日本学生支援機構 理事長・遠藤勝裕氏の 講演会を 聞く
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氏は 40年もの間 金融ひとすじだった 日銀マン
阪神淡路大震災のとき 神戸支店長だった
お話を 聞く前に 手元の 資料を読んで すでに 感動してしまった
現在は 志ある 学生に 平等に 教育の機会が あたえられるよう
奨学金制度で 応援する 熱き 理事長


     阪神淡路大震災の時、日銀の神戸支店長に 遠藤勝裕という 傑物がいたんです。
     ジェット機が 落ちたかと 思うぐらいの 轟音と激震に 遭遇した直後
     自分が この大災害に際して 何をするべきかを考え

     「そうだ、俺の役割は 町に紙幣を出すことだ」と 気づくんですね。
     
     そして 次は 被災地の民間銀行が 壊れていないかと 点検するんです。
     そうしたら 日銀の ほかに 一つだけ 壊れていない銀行があった。

     すると三日後には、そこと 日銀神戸支店内に、
     被災して 休業中だった 各銀行の支店の 臨時窓口を 開設するわけです。
     さらに 兵庫県警本部に 連絡を入れて 警備を要請した。

     もっとすごいのは、震災当日のうちに
     金融特例措置 という 五か条の布告を 独自の判断で出したんですよ。

     たとえば 通帳やハンコがなくても、身分証 免許証を提示したら お金が借りられる
     半焼けの 紙幣は 普通の紙幣と 交換する、といったもの。

     遠藤さんが 震災後、市内を 視察すると、
     コインを 持たない 被災者が 自動販売機を 蹴っている様子を 目にするんです。

     「そうか、物があっても お金が ないと 暴動が起こるな」と。

     そこで 銀行協会に 申し入れて、
     百円玉9枚と 十円玉10枚を 入れた 千円の袋を 四千袋 作り、避難所に行って
     「銀行協会からの 義援金でございます」と 渡してゆくんです。
         
                     (佐々淳行氏執筆 遠藤氏紹介のコラム) 

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by Shuko-3 | 2015-02-04 23:56 | 日記 | Comments(0)